・最近よく聞く「コワーキングスペース」とはなんだろう?
・仕事や資格などの勉強場としての使えるの?
こんな疑問を解消します。
仮にあなたが資格の勉強などで集中する必要があるとすれば、どこでやるのが一番集中できますか?
ここで「家」と答えられる方には「コワーキングスペース」は不要でしょう。
ただ実際には家族がいたり、TVなどの誘惑が多いことから家では中々作業が捗らない人も多いですよね。
実際に多くの人がわざわざ家から出てカフェや図書館で作業をしています。
そんな外で作業をしたい人にとって非常に使えるのが「コワーキングスペース」です。
僕は今まで「カフェ」、「図書館」、「ネカフェ」などあらゆる場所を試してきましたが、もっとも集中できるのは「コワーキングスペース」であるという結論に至りました。
この記事では「コワーキングスペース」を1年以上使っている僕が、
・コワーキングスペースとはなんなのか?
・コワーキングスペースの良い点・悪い点
などについてお伝えしていきます。
普段カフェなどで作業をしている方は「コワーキングスペース」を知っておくと便利ですよ!
「コワーキングスペース」とは?
「コワーキングスペース」とは簡単にいってしまえば「各々作業をしたい人たちが集まっている場所」のこと。
「WIFI」、「電源」、「フリードリンク」などが整っている「図書館の強化版のようなもの」と考えるとわかりやすいかと思います。
「コワーキング」の綴りは「Co(共に)Working(作業をする)」です。
「Co(共に)」という言葉から仕事仲間が集まるような印象を受けますが、利用者の9割以上は個人です。
主な用途としては仕事目的が半分、残りの半分は資格の勉強などに使われています。
「コワーキングスペース」の使用者の割合としては9割以上が社会人で、比較的落ち着いた方によって利用されていることが多いです。
「コワーキングスペース」と「レンタルオフィス」の違い
参考
レンタルオフィス=専用の個室を借りることができる「貸事務所」
「コワーキングスペース」と似ているのが「レンタルオフィス」です。
「コワーキングスペース」と「レンタルオフィス」の違いは「専用の個室が用意されているか否か」にあります。
「レンタルオフィス」は同じ拠点ながらも部屋が区切られています。
対して「コワーキングスペース」では特に自分専用の部屋がないため、訪れた際に空いているスペースを使用することになります。
個室になっている分金額も「コワーキングスペース」よりも「レンタルオフィス」の方が高めです。
「コワーキングスペース」の使い方
「コワーキングスペース」を利用するためには以下の2つの方法があります。
・ドロップイン:1日だけの利用
・月額制:月額を払うことによりいつでも使える
コワーキングスペースの「ドロップイン」とは?
参考
「ドロップイン」=「コワーキングスペースを一時的に利用すること」
「ドロップイン」は英語で「立ち寄る」という意味。
その名のとおりで、ふらっと立ち寄った際に会員登録をせずにその場限りで「コワーキングスペース」を利用することを「ドロップイン」と呼びます。
多くの場合「1時間300円〜」くらいになっており、一日利用する場合には1000円あたりを上限として「コワーキングスペース」を利用することが可能です。
常時利用には「ドロップイン」は向きませんが、ちょっと時間が空いた際などには効果的ですね。
「コワーキングスペース」の月額利用のメリット
「ドロップイン」は一日あたりで1000円近くかかります。
対して月額制の場合には、月額料金を払うことで月に何回でも利用することが可能です。
日々の仕事をこなす場合や、資格の勉強で集中的に利用する必要がある人は月額制で利用するとお得になります。
「コワーキングスペース」はカフェや図書館と比べてどうなの?
「コワーキングスペース」の比較対象にはカフェや図書館が挙げられます。
「コワーキングスペース」とカフェの比較
短時間利用 | 長時間利用 | 作業効率 | |
コワーキングスペース | × | ○ | ○ |
カフェ | ○ | × | × |
作業をする際にはカフェを使っている方も多いのではないでしょうか?
作業場として比較してみると1、2時間程度の短時間で利用する場合はカフェの方がいいと思います。
少しの時間であれば店員から何かを言われることもないですし、後ろめたさも感じないでしょう。
ただしカフェは長時間いずらいというデメリットがあります。
そもそもカフェは作業用の場所ではないので、あまり長い時間居座ることはお店にとっても回転率が下がるためあまり歓迎されません。
実際張り紙などでも「長時間の利用はお控えください」と書かれているところも多いです。
またカフェでは「女子高生などの周りの客が喋っている」、「WIFIが繋がりにくい」といったような欠点があります。
長時間利用で快適に使う場合には「コワーキングスペース」の利用に軍配が上がるでしょう。
「コワーキングスペース」と図書館の比較
図書館も作業場として人気ですね。
「長時間いても問題ない」、「周りが静か」といったように作業場としてもなかなか使いやすいです。
ただ図書館では「PCが使いずらい」という欠点があります。
図書館は本を読む場所のためWIFIはほぼ通っておらず、また電源も使うとができません。
コンセントがあるところもありますが、基本的に使用は許可されていません。
またタイピング音も周りの方の迷惑になってしまうのでPCの利用をする場合にはできれば「コワーキングスペース」を利用した方が良いでしょう。
「コワーキングスペース」のデメリット
「コワーキングスペース」は金額面です。
作業をする上ではカフェや図書館と比べても、「WIFIの整備」や「電源完備」など明らかに効率がいいのですが、その分それなりにお金がかかります。
「コワーキングスペース」の利用に適しているのはある程度作業をする人といえるでしょう。
「週1、2回だけ数時間作業をする」といった人であればカフェなどを利用した方が安上がりです。
「コワーキングスペース」を使う4つのメリット
「コワーキングスペース」には以下のようなメリットがあります。
・長時間利用可能
・365日やっているところも!
・静かで集中しやすい
・内装がオシャレ
・作業用の環境が整っている
長時間利用可能
以前の僕はカフェを作業場にしていたのですが、やはり長い時間いる場合には後ろめたさも感じており「本当はもう少しやりたいけど迷惑そうだし帰る」といった経験もありました。
この点に関しては「コワーキングスペース」は作業のための契約のため気にとめることなく長時間の利用が可能です。
また24時間やっているところも多いため、「今日は調子がいいから遅くまでやっていく」、「早起きできた朝の時間を活用する」といったようにライフワークに合わせた効率的な作業をすることができます。
365日やっているところも!
場所にもよりますが、現在僕が利用しているコワーキングスペースの「ビズコンフォート」では24時間だけでなく365日いつでも使えます。
祝日や年末年始などももちろんやっています。
こういった期間は多くのお店が閉まっているのでとても便利です。
「周りが休んでいる間に差をつけたい」という方は重宝するでしょう。
静かで集中しやすい
コワーキングスペースは基本的に周りに迷惑となるような私語は禁止されてるので静かで集中しやすいです。
また利用者も社会人の方が多いのでマナーが悪い方もあまりいません。
「周りがうるさいと集中できない」という方は助かりますね。
内装がオシャレ
多くのコワーキングスペースは内装にもこだわっています。
今日は大森のコワーキングスペースで仕事してる。
2019年6月1日にオープンしたばかりで、めっちゃ綺麗。#コワーキングスペース #大森 #BIZcomfort #ビズコンフォート pic.twitter.com/mCT4EMoK8D
— ベルトトルト@リモートワークのWebエンジニア (@bertolt198) June 25, 2019
オシャレな場所での作業はモチベーションにも効果的です。
作業用の環境が整っている
ほとんどの「コワーキングスペース」は、
・安定したWIFI
・電源完備
・フリードリンク飲み放題
などが整備されているはずです。
また気の利いた場所ではデュアルディスプレイも用意されていたりと、作業の効率化に繋がるものはだいたい用意されています。
家のWIFIが使いにくいといった方はWIFIを契約するよりも、コワーキングスペースのWIFIを利用する方が安上がりになるかもしれません。
オススメの「コワーキングスペース」は?
筆者はコワーキングスペース巡りが好きでこれまでに何店舗か契約をしてきました。
その中で一番良かったのが「ビズコンフォート」です。
「コワーキングスペース」は月額で利用すると20000円以上かかる(下手をすると3万を超える)ところがほとんどですが、「ビズコンフォート」だけがは1万円付近の格安で利用することができます。
安いからといって質が悪いということは全くなく、
・24時間営業
・電源・WIFIの完備
・オシャレな内装
などむしろ他の高額なコワーキングスペースよりも質が良いので驚きです。
利用している人の評判をみてもあまり悪いクチコミをみたことがありません。
実際に僕が利用している感想は以下に記載しているので気になっている方はみてみてください。
全国展開もされているため、もしお近くにあれば第一候補にあげることをオススメします。
「コワーキングスペース」のまとめ
ここまで「コワーキングスペース」についてみてきましたがいかがだったでしょうか。
最後に「コワーキングスペース」についてまとめておきます。
・コワーキングスペースとは作業をしたい人たちが集まっている場所。
・主に仕事や資格の勉強を目的とした社会人に使われている。
・コワーキングスペースが場所が固定でないのに対して、レンタルオフィスは個人用の専用スペースが用意されている
普段カフェなどで作業をしている方が「コワーキングスペース」を利用すれば作業効率は数段上がるでしょう。
僕は「コワーキングスペース」を知らない時期が長く損をしていたことを後悔しています笑
長時間作業する人はぜひ検討してみてください。